株式会社茨城新聞社 様

茨城新聞創刊130周年記念企画。ARで紙面が動き出す演出とともに過去の記事で茨城の歴史を振り返る

株式会社茨城新聞社様の会社紹介

株式会社茨城新聞社は、1891年(明治24年)7月5日創刊の『茨城新聞』を発行する茨城県の新聞社です。茨城の地域ニュースをはじめ、国内外の最新ニュースを発信しています。

近年では、紙の新聞だけでなく、携帯電話やスマートフォン向けにニュースを配信したり、ホームページ上で動画を公開したりと総合情報産業としての側面も強くなってきており、活字やデジタルメディアを駆使して、さまざまな事業を展開しています。

茨城新聞創刊130周年記念企画。新聞の1面にカメラをかざすと、明治24年から現在に至る新聞の1面が浮かび上がる。

ご担当者様:この度、茨城新聞創刊130周年記念の企画にウェブAR「LESSAR」を活用しました。茨城新聞で扱ってきた内容は茨城県の出来事がメインになりますから、茨城新聞の紙面を通して茨城の歴史を振り返ってもらおうというのが企画のコンセプトです。

企画内容としては、130周年にあたる2021年7月5日の茨城新聞の1面(1ページ目)がまるごとARマーカーとなっており、新聞に掲載されたQRコードを読み取って立ち上げたカメラで読み取ってもらうと、動画が流れます。

動画は地元の動画制作会社にデータベースに残っている茨城新聞の紙面のデータを送って、作成いただきました。
プロジェクションマッピングのように紙面が動き出す演出から始まり、創刊から現在に至るまでの茨城新聞の1面を見せていく動画で歴史を振り返ることができます。
ただ過去の新聞を映すだけでなく、新聞に掲載している写真の電車や飛行機が動き出すなど、細かいところに遊び心を盛り込み、観ていて楽しい動画に仕上がりました!
実際に紙面で流れた動画を見てみる

日々のニュースを届けるだけでなく、新しい試みで読者の期待に応えていきたいという思いからAR企画を実施

ご担当者様:AR企画を実施したきっかけとしては、新聞を通して新しい情報を届けるだけでなく、何か新しい企画を行っていくことで読者の期待に応えていきたいという思いがございました。

最近では信濃毎日新聞や熊本日日新聞のAR広告が反響を呼んだということもあり、茨城新聞でも機会があれば実施してみたいなと。ちょうど130周年の節目が活用のいい機会だと実施することにしました。

新聞の1面をそのままARマーカーにするにはLESSARの技術が不可欠だった

ご担当者様:ウェブAR作成ツール「LESSAR」なら

(1)枠に囲まれていなくてもARマーカーに設定できる
(2)アプリインストールなしでAR体験を提供できる

ことから、ぴったりだと感じ導入にいたりました。

他のウェブARサービスではARマーカーとして認識させるために画像を枠で囲んだデザインにしなければなりませんでした。
この度は新聞の1面をARマーカーとする企画だったため、枠なしの画像をARマーカーに設定できる点は特に決め手でした。1面は最新のニュースを掲載するため、前日の夜10時ぐらいにならないと紙面が確定しません。そのため、出来上がった新聞をすぐにARマーカーとして登録するスケジュール感が求められるのもあり、LESSARでないと企画が実現できなかったですね。

また、世の中にアプリが大量にある中、新たなアプリをダウンロードいただくのは読者にとってハードルが高いですよね。アプリがないと宣伝くさくならないですし、気軽に体験いただくのに最適な導線かと思います。

企画前の告知で読者からは期待の声!企画後は撮影したり、何度もAR体験してくれるユーザーも。ただ画像を掲載するだけでは得られなかった成果を実感。

ご担当者様:茨城新聞の創刊130周年記念の本企画は7月5日の3日前からTwitter、Facebookで告知しました。「楽しみ」「どんなものが出てくるんだろう」という声がリプライで飛んできたり、引用リツイートしてもらい、企画への期待の高さがうかがえました。
企画後のログデータを確認すると、ARを体験した後に撮影している方や何度も見てくださっている方もいらっしゃって、自分自身の記憶に残っていて懐かしいなと思ってもらえた紙面があったのではないかなと思っています。茨城新聞の紙面を通して茨城の歴史を振り返ってもらうというコンセプト通りの企画になったと感じます。

紙面にただ画像を掲載するだけだと「きれいな写真だな」で終わってしまうところ、ARを活用することでもうワンアクション起こさせることができるのはARのメリットだと感じています。
本企画の前にも筑西市と共同で実施したAR広告ではダイヤモンド筑波(筑波山山頂からの日の出)をAR動画で見られる企画を行ったのですが、
ただダイヤモンド筑波の写真を掲載するのではなく、その様子をARで見てもらうようにしたことで、「実際どんな光が見られるのかな」と興味を持ってもらい、
その様子を動画が見られるYoutubeチャンネルやウェブサイトに誘導することで「行ってみたい」という気持ちを高めてもらうことができました。 

ランダム機能を新聞広告に活用してみたい。新聞でできない表現をARで行うなど、足りないところを補う機能としてARの可能性に期待。

ご担当者様:ウェブAR 「LESSAR」の最近リリースされたおみくじ機能を広告で活用できそうだと感じています。
例えば飲料の広告に「今日のあなたのおすすめの飲みものは?」というキャッチコピーと一緒に、ランダムで広告主の提供する飲料の写真が表示されるようなARを仕込んでおけばすれば、
「何が出てくるのだろう」とARを体験する楽しみはもちろん、表示された商品を買ってみようかなとより身近に感じてもらえる施策になるかと。
新聞では表現できないデジタルならではの演出ですから、新聞の足りないところを補う機能としてARには可能性を感じています

ーありがとうございました!ー

Information:

株式会社茨城新聞社 様
https://corp.ibarakinews.jp


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