ARスタンプラリー成功事例まとめ8選!メリットや種類・作り方もわかりやすく解説(2024年版最新)
次の企画にARを取り入れたデジタルスタンプラリーを検討してみてはいかがでしょうか?
※「ARスタンプラリー」はクラウドサーカス株式会社の登録商標です。
ARスタンプラリー施策の活用事例をまとめました。
観光回遊・販売促進での企画概要から成果、ARスタンプラリー実施時の注意点も含めて紹介。
目次
ARスタンプラリーとは
ARスタンプラリーとは、スマートフォンやタブレットでARマーカーを読み取ると、画面上に「デジタルスタンプ」がたまるデジタル版のスタンプラリーです。設定した数のスタンプがたまると、景品の引換券やデジタルコンテンツが表示されます。
スタンプを集めるには、「ARアプリ」や「ウェブAR」を使用。「ARアプリ」は、スマートフォンやタブレットなどのデバイスへアプリのダウンロードが必要です。一方、「ウェブAR」はアプリのダウンロードが不要。通常のウェブブラウザから操作できるので、参加へのハードルを下げられるといったメリットがあります。
さらに、ARマーカーごとに異なるスタンプを表示したり、GPS機能を活用して場所に応じて違うスタンプを出現させたり、幅広い活用が可能です。
ARスタンプラリーの特徴・メリット
▼事例:室戸市「イルカと室戸と私」ARスタンプラリー体験手順
非接触型施策として活用できる
紙を使うアナログ型のスタンプラリーは、台紙やスタンプを必要としますが、ARスタンプラリーなら、参加者自身のスマートフォンやタブレットにスタンプをためられます。モノや人との接触がないので、感染症対策を行った非接触型イベントとしても提案できるでしょう。また、印刷代やスタンプ台設置の人件費などもかからないので、コスト削減も実現します。
工数が圧倒的に削減できる
紙を使うアナログ型のスタンプラリーの場合、- 台紙の作成(外注対応が多い)
- 案内のチラシ
- スタンプ台置き場の作成と設置・撤収
- 景品
を準備する必要があります。
さらに、運営している中でも、
- 台紙が何枚減ったかの確認と設置場所ごとの追加
- スタンプ台の不具合等の確認
- 景品の残数確認と交換所ごとの追加
- 景品交換所への人の配置
など、多くの工数がかかります。
ARスタンプラリーにすることで、
- デジタル台紙のため、過不足の都度対応が不要
- デジタルスタンプ台の不具合はすぐに検知可能
- 景品もデジタル商品にすれば過不足調整も不要
- 景品交換所への人の配置も不要
といった形で、準備は外注を含めてデジタルで完結し、運営上においてもスタンプ台のある現地へ確認しにいったり、人の配置などのリソースを割く必要もなくなったりなど、圧倒的に工数が削減されます。
景品もARの限定フォトフレームや、NFTコンテンツ等のデジタル化をすることで、景品における工数も削減しながら参加者へのノベルティ要素を付与することができます。
回遊率や滞在時間を向上させる
ARスタンプラリーを実施して参加者に「目的」を与えることで、観光地や商業施設での滞在時間を長くする効果があります。参加者は、スタンプラリーを通じて普段足を運ばないお店や観光スポットに行くことで、新しい発見につながるかもしれません。開催者にとっても、新規開拓に有効なアプローチができるでしょう。
さらに、スタンプラリーで人気のスポットやおすすめルートを提示して、開催者側がアピールしたい場所へと自然な形で誘導することも可能です。効率のよいPRができ、施設の回遊率向上にもつながります。
企画の幅が広がる
ARスタンプラリーならスタンプと同時に、ARフォトフレームなど他のコンテンツの配信が可能です。参加者は、スタンプラリーをしながら写真撮影も楽しめるので、顧客満足度の向上が期待できます。撮影した写真のSNS投稿を促せば、宣伝効果も高まるでしょう。さらにコンテンツの表示を特定のエリアや日程に限定することで、再訪率や回遊率アップも狙えます。
また、店舗や食品メーカーでのキャンペーン企画として、「ARでポイントをためる仕組み」を活用するのも有効です。「指定の日時」や「特定の行動」を起こしたユーザーのみARスタンプがたまり、景品や商品と交換できるといった仕組みにすれば、ブランドとユーザーの接触回数を増やせます。
このように、ARを活用すれば企画の幅も広がり、さまざまなプロモーション活動が実現できるでしょう。
UGCを創出しやすい
ARスタンプラリーは、アナログのスタンプラリーよりUGCを創出しやすいといえます。UGCとは、ユーザーによって制作・発信されるコンテンツのこと。その代表例としては、SNSやブログ、動画投稿サイト、写真共有サイトなどが挙げられます。
ARスタンプラリーなら、撮影した写真や体験した感想をSNSでシェアしやすく、拡散による高い宣伝効果が望めます。その投稿を見た人がスタンプラリーに参加して、それをまたSNSに投稿する……といった拡散のサイクルが作りやすいでしょう。
ログ分析ができる
スタンプラリーにARを導入すれば、参加者数や写真撮影数などログ解析も可能になります。紙のスタンプラリーでは、参加者数や滞在時間などの正確な数値を把握するのは手間のかかる作業です。ARならログ情報の取得はもちろん、データのグラフ化など自動で集計・分析もできるため、PDCAが回しやすくなるでしょう。
ARスタンプラリーの種類
ARスタンプラリーには、「マーカー型」と「GPS型」の2種類があります。それぞれの特徴を確認して、より自社の企画趣旨にあった形をチョイスしましょう。
マーカー型ARスタンプラリー
「ARマーカー」と呼ばれる目印を登録し、それを認識してARコンテンツを表示させるのがマーカー型です。マーカーとして登録できるのは、写真やイラストなど画像と認識できるもの。ポスターや商品パッケージ、カタログ、写真などすでに印刷された媒体でも登録可能です。マーカー型は、ARの認識速度が速く、安定性も高いといったメリットがあります。
GPS型ARスタンプラリー
スマートフォンなど、デバイスの位置情報と連動させてスタンプを取得するのがGPS型です。事前に表示させたい場所を登録するので、指定エリア外でARマーカーを読み込んでもコンテンツは表示されません。現地でなければスタンプが取得できないので、観光地やイベントなどの観光誘致、集客力アップにつながります。
ARスタンプラリーの作り方
ここからは具体的なARスタンプラリーの作り方を説明します。ここではその一例として、ARマーケティングツール「LESSAR」での作成方法を紹介します。
①スタンプカードを作成
「LESSAR」の管理画面から、台紙となるスタンプカードのページを作成します。まずはカードの名称、公開期間、イベントの説明など基本情報を登録。メイン画像や背景色など、デザインは自由にカスタマイズできます。
②スタンプの設定
次に、スタンプのデザインや獲得できるポイントを設定します。スタンプタイプにするのか、シルエットタイプにするのかなど、細かい部分も好みに合わせて選択。
③達成時の特典を設定
特典の設定は、以下の4種類から選べます。
- もぎり設定:景品の交換を記録できる設定です。複数回の交換が防げます。
- リンク先設定:スタンプをコンプリートすると、別のURLへのリンクが表示される設定です。
- 応募フォーム:スタンプ達成で抽選への応募フォームを表示します。
- シリアルコード:達成時に任意のシリアルコードを発行する設定です。登録分がすべて発行されると配布終了になります。
④作成したスタンプラリーとARコンテンツの紐づけ
最後に、コンテンツ設定でスタンプカードを紐付ければ完成です。3Dや画像などARフォトフレームを表示させる設定もできます。
\もっと知りたい方へ/
LESSARの「ARスタンプラリー機能」をみる
ARスタンプラリー成功事例まとめ8選
ARスタンプラリー施策の活用事例をまとめました。
観光回遊・販売促進での企画概要から成果、ARスタンプラリー実施時の注意点も含めて紹介。
ここからは、実際に開催されたARスタンプラリーの成功事例をまとめて紹介します。AR施策を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
地方創生・観光地のARスタンプラリー事例3選
地域活性化のために、ARスタンプラリーを開催する団体・企業が増えています。観光地での開催は、エリアの周遊を促し、回遊率の向上などに有効です。なかでも、アニメの聖地巡礼や、キャラクターとのコラボ企画は人気で、ファンによる高い集客を実現しています。
6年連続大好評企画「大冒険!ウルトラマン ARスタンプラリー in ふくしま 2022」
引用元: 大冒険!ウルトラマン ARスタンプラリー in ふくしま 2022
ウルトラふくしま実行委員会が、2022年7月15日(金)〜11月30日(水)までARスタンプラリー 大冒険!ウルトラマン ARスタンプラリー in ふくしま 2022を開催しました。
2016年から続く人気のイベントで、福岡県内の北・中・南エリアのほか、「会津エリア」「相双エリア」「いわきエリア」など県内7エリア・全54か所にQRコードを設置。専用アプリで読み込むと、スタンプと一緒にARフォトフレームが入手でき、ウルトラヒーローや怪獣が目の前に出現します。
スタンプを集めると、達成ポイント数に応じて先着順で「オリジナルシール」をプレゼント。さらにふくしま県産品や土湯こけし、オリジナルウルトラマンダイナ像、宿泊券などが当たる抽選にも応募できます。
『大冒険!ウルトラマンARスタンプラリー フォトコンテスト』
また、スタンプラリーとあわせて、 『大冒険!ウルトラマンARスタンプラリー フォトコンテスト』も実施。ARスタンプラリーで撮影された特撮写真を募集し、厳正な審査の結果、「ウルトラふくしま実行委員賞」「円谷プロダクション賞」などが選ばれました。
本企画は、内容をブラッシュアップしながら毎年開催することで認知度を拡大。フォトフレームを利用したフォトコンテスト企画も同時に行うことで、ファンの集客、満足度、周遊性の向上を実現しました。
景品および当選人数:
【10ポイント達成】
ふくしま県産品(抽選で20名)+10ポイント達成バージョンオリジナルシール1枚(先着1,000名)
【30ポイント達成】
ウルトラ県産品(土湯こけし)or福島県内宿泊券20,000円分(抽選で各10名)+30ポイント達成バージョンオリジナルシール1枚(先着1,000名)
【全54ポイント達成】
オリジナルウルトラマンダイナ像or福島県内宿泊券50,000円分(抽選で各5名)+全54ポイント達成バージョンオリジナルシール1枚(先着500名)
関連記事:「大冒険!ウルトラマンARスタンプラリーinふくしま2022」 県内7エリア・全54箇所にパワーアップして7月よりスタート
スタンプラリーで周遊性向上&SNS投稿で当選率2倍「イルカと室戸と私」
画像引用元: 「イルカと室戸と私〜ARスタンプラリー〜」
高知県室戸市は、「イルカと室戸と私〜ARスタンプラリー〜」を開催。2022年9月12日(月)〜2023年2月28日(火)まで行われ、好評につき当初の日程を1か月延長して終了しました。
本企画は、おしゃべりなイルカの観光ガイドとともに、室戸市をめぐるARスタンプラリーです。参加者は、チャットボットツール「IZANAI」と、ARマーケティングツール「LESSAR」を利用して、イルカとおしゃべりをしながらおすすめされたスポットへ向かいます。
水族館や飲食店、お土産屋など指定のスポットをめぐり、スタンプを5つ集めると抽選で「超特大のイルカぬいぐるみペアセット」や「室戸市 海の特産物セット」などをプレゼント。スタンプを獲得すると、オリジナルARフォトフレームも入手できるので、旅の思い出として写真を残しながら観光が楽しめました。
さらに、フォトフレームで撮影した写真にハッシュタグ「#イルカと室戸と私」をつけて、InstagramあるいはTwitterに投稿すると、プレゼントの当選確率が2倍になるという嬉しいサービスも。「当選確率アップ」といった特典をプラスすることで、さらなるSNS投稿を促しています。
ARスタンプラリーを開催すれば、参加者は楽しみながら観光地を周遊でき、回遊率も向上。滞在時間の延長にもつながります。
本イベントでは、アプリ不要のウェブARを活用しているので、ダウンロードをする手間もかかりません。参加のハードルを下げ、子どもからお年寄りまで幅広い層のユーザーに楽しんでもらえるよう工夫されていました。
▼スタンプラリー体験手順
今回、チャットボットを活用することで、対話形式のコミュニケーションを実現。聞かれたことに答える会話形式でストーリー性を持たせ、体験価値の向上に貢献しています。特定のエリアや店舗への誘導もスムーズに行えていました。
活用SNS:Instagram・Twitter
景品および当選人数:
スタンプ5個で
特賞:超特大!イルカぬいぐるみペアセット(2名)
A賞:室戸市 海の特産物セット(20名)
B賞:ビー玉ビン玉ストラップ大小 2個セット(50名)
関連記事:ARスタンプラリー×チャットボットツール「IZANAI」を活用した周遊型イベント「イルカと室戸と私」が高知県室戸市で開催!
イベント企画のARスタンプラリー事例3選
近年、テーマパークや商業施設のイベント企画としてARスタンプラリーが実施されるようになりました。ARを利用して謎解き・宝探しラリーを開催したり、アニメとコラボしたりすることで話題性も向上。ファンを中心とした高い集客が期待できます。
150のアートをARで鑑賞できる展示会「九州NFT展示会in博多マルイ」
九州NFTラボでは、2022年12月10日(土)・11日(日)にARを活用したNFTのバーチャル展示「九州NFT展示会in博多マルイ」を行いました。NFTとは、偽造不可の証明書付きデジタルデータのこと。最近では、デジタルアートに紐付けられ、世界にひとつだけのNFTアート作品として高値がつけられています。
本展覧会では、NFTアート作品を博多マルイの全フロアにバーチャル展示。ARアプリ「mARble」をダウンロードして、120名を超えるアーティストによる150点以上の作品が楽しめました。
またNFT展示のほかに、「ARスタンプラリー」と「全国AR×NFTセルフ展示コンテスト」の2つのコンテンツも実施。
「ARスタンプラリー」は、指定フロアでアプリを使ってNFT作品を見るとポイントが獲得できる形式で、取得したポイントに応じてマルイの商品券が抽選で当たりました。
もうひとつの「全国AR×NFTセルフ展示コンテスト」は、自宅にいながら参加できるコンテンツ。展示された作品の中から好きなアートを選んで、ARで自宅や屋外などに配置して撮影し、写真をハッシュタグ「#九州NFTコンテスト」をつけて投稿すると、最優秀賞として1名にお好みの電子ギフト10,000円分が贈られました。
景品および当選人数:
【ARスタンプラリー大会】
1等:マルイ商品券 10,000円分(1名)
2等:マルイ商品券 1,000円分(5名)
【全国AR×NFTセルフ展示コンテスト】
最優秀賞:お好みの電子ギフト 10,000円分(1名)
優秀賞:お好みの電子ギフト 1,000円分(5名)
Flower Lolita賞:お好みの電子ギフト 1,000円分 (3名)
【関連記事】九州最大級のAR×NFTアート展「九州NFT展示会in博多マルイ」が開催!150点のNFTアートをARで鑑賞できる
謎解きARラリー「スタジオ地図 10th クロスパーク in よみうりランド」
©2021 STUDIO CHIZU ©STUDIO CHIZU
スタジオ地図10THクロスパーク inよみうりランド
よみうりランドでは、アニメーション映画制作会社「スタジオ地図」の創立10周年と最新作の公開記念として、コラボレーションイベント「スタジオ地図10THクロスパーク inよみうりランド」を開催。2021年7月17日(土)〜9月5日(日)の期間中、謎解きしながら園内に隠れているキャラクターたちを探し出すARラリーが行なわれました。
本イベントでは、「謎解きラリーマップ」を受け取り、QRコードからアプリをダウンロードしてゲームに参加します。園内に隠れているキャラクターを見つけて、そこに設置されているQRコードを読み込むとARでキャラクターが出現。一緒に写真撮影が楽しめました。
謎解きの難易度は「やさしい編」「通常編」の2種類があり、好きな方を選択可能。クリアした方には、リバイバル生産された「サマーウォーズ」の記念バッチが先着5,000名にプレゼントされました。
ARはマーカーを読み込んだ際に、スタンプだけでなく「ARフォトフレーム」や「謎解きのヒント」など、他のコンテンツも表示できるのが魅力です。本イベントでも、ラリーをしながらARフォトフレームが入手できるので、「もっと集めたい」といったファンのコンプリート欲求を高めてくれます。アイディア次第でさまざまなプロモーション企画が実現できるでしょう。
景品および当選人数:
キャラクターコンプリートで「サマーウォーズ」記念バッチ(先着5,000名)
【関連記事】 謎解きARラリーで細田守監督作品のキャラクターに会える!「スタジオ地図 10th クロスパーク in よみうりランド」
再生数24,000回以上をマークした「スクフェス感謝祭2018」
©2013 プロジェクトラブライブ! ©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
©KLabGames ©bushiroad All Rights Reserved.
画像引用元: スクフェス感謝祭2018〜Go!Go!シャンシャンランド〜
スマートフォン向けアプリ 「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」シリーズのリアルイベントとして、「スクフェス感謝祭2018〜Go!Go!シャンシャンランド〜」を開催。株式会社ブシロードが運営する人気イベントで、2018年5月20日(日)に大阪、7月15日(日)に沼津、8月4日(土)・5日(日)に東京の全3都市、計4日間にわたって行われました。
イベント会場内では、ARスタンプラリーを実施。ARマーケティングツール「COCOAR」をダウンロードして対象画像を読み込むと、Aqours(アクア)・μ’s(ミューズ)・虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーたちのAR動画が見られます。
1種類のAR動画を閲覧するごとにスタンプが1つたまり、コンプリートすると「Aqours キャストサイン入りブルゾン」が抽選で3名に当たるプレゼントキャンペーンも開催されました。
会場ごとに異なるオリジナルストーリーが楽しめ、東京会場では全12種類のAR動画が登場。「COCOAR」のGPS機能を利用し、会場でしかAR動画を見られないシステムで行われました。そのため、東京会場では、イベント参加者約25,847人のうち、約53%がARスタンプラリーを達成。景品引換(抽選への応募)は、96%を記録するなど多くの方々に参加してもらいました。
景品および当選人数:
コンプリートで「Aqours キャストサイン入りブルゾン」(3名)
商品販促・来店施策ARスタンプラリー2選
商品販促や来店を促す施策としてもARスタンプラリーが使われています。ポスターやチラシ、商品そのものにARマーカーを設置して、スタンプと一緒に商品紹介やPR動画を配信することで、宣伝効果が高まります。ARでより多くの情報が提供可能になり、販促物の効果もアップできるでしょう。
毎月決まった日にアクセスしてポイントを溜めて店舗でお菓子がもらえる「ARで体験!カルビープラス ポイントデー」
画像引用元: カルビー株式会社 ニュースリリース
カルビー株式会社では、ARを活用したポイントラリー『ARで体験!カルビープラス ポイントデー』を毎月10日、20日、30日限定で開催。2022年4月20日(水)〜2023年3月30日(木)まで期間限定で行われました。
対象日のみ1日1回体験できるオリジナルARコンテンツで、視聴し終わるとポイント獲得のチャンスが訪れ、1〜3ポイントがランダムで溜まる仕組みです。獲得したポイント数によって、お菓子の小袋や店舗商品などの特典と交換できます。店舗で前日に配布されるポイントデーカードや、店内掲示ポスターの2次元コードなどから参加可能です。
特典の交換は、新千歳空港店、東京駅店、沖縄国際通り店など全国各地で実施。シーズンごとに配信する内容を変更して、何度でも飽きずに楽しめるよう工夫されました。
本コンテンツは、「カルビープラス」を日常に感じて、もっと好きになってもらいたいという目的で行われたプロモーション企画。「店舗に来てもらう」という最終目標の達成のため、LINEの友だち登録数やリピーター数の向上を目指して実施されました。
リバーウォーク北九州のクリスマスシーズンイベントでARサンタが登場!デジタルスタンプラリーも同時開催
画像引用元: リバーウォーク北九州
福岡県にあるリバーウォーク北九州では、2021年11月19日(金)〜12月26日(日)までの間、ARのサンタクロースが登場するイベント「ARサンタクロース&スタンプラリー」を開催。館内8か所に設置されたフォトスポットで、QRコードを読み取るとARでサンタクロースが出現。踊りやポージングを披露するサンタと一緒に、クリスマスツリーの前などで写真が撮影できました。
館内ではデジタルスタンプラリーも同時開催。フォトスポットを巡るとスタンプが入手でき、4つのスタンプを集めると「11人のイラストレーターによるオリジナルコースター」がプレゼントされたとのことです。
さらに、好評につき2022年にもクリスマスイベントが行われ、同様にARサンタクロースとデジタルスタンプラリー企画が実施されました。このときは、イラストレーター「NAKAKIPANTZ」「火曜び」がデザインを手掛けた「リバーウォークオリジナルトートバッグ」をプレゼント。前回に続き、多くの方々が来店されました。
クリスマスやハロウィン、バレンタインなどは、イベントを盛り上げる企画としてARコンテンツが人気です。ARスタンプとあわせてサンタクロースやハロウィンのフォトフレームを配布すれば、SNS投稿を促しやすく、イベントのPRにも有効でしょう。
景品および当選人数:
【2021年】「11人のイラストレーターによるオリジナルコースター」
【2022年】「リバーウォークオリジナルトートバッグ」
【関連記事】 リバーウォーク北九州でARのサンタクロースと一緒に写真撮影!スタンプラリーなどクリスマスイベントが盛りだくさん
ARスタンプラリーまとめ
ARスタンプラリーは、非接触で楽しめるコンテンツとして、近年急速に拡大しました。ARスタンプラリーなら、スマートフォンがあればスタンプ台紙は不要。開催者側は、QRコードの書かれたポスターなどマーカーを設置すれば準備が完了できるので、大がかりな設備を作る必要もありません。手軽に開催・参加できるので、地域のイベントや商品のプロモーションなどさまざまな目的で実施されるようになりました。
また、参加延べ人数や滞在時間など、ログ解析ができるといったデジタルならではのメリットもあります。無料から試せるARツールもありますので、興味のある方や新しい企画を探している方は、ぜひ一度体験してみてください。 ARスタンプラリー施策の活用事例をまとめました。
観光回遊・販売促進での企画概要から成果、ARスタンプラリー実施時の注意点も含めて紹介。