金融商品の営業資料にウェブAR(WebAR)を導入、販売会社から好評価で販売実績も向上
東京海上アセットアセットマネジメント様の会社紹介
東京海上アセットマネジメントは、1985年に設立された、東京海上グループの資産運用会社です。当社は、主に個人のお客様を対象とした「投資信託業」、主に法人のお客様を対象とした「投資顧問業」を営んでいます。(2019年12月末時点)
投資信託(ファンド)の営業資料にウェブARを導入
中馬(ちゅうまん)様:当社の投資信託の一つに「東京海上・エンターテインメント・ テクノロジー株式ファンド(愛称:エンテック)」という商品があります。当投資信託ではエンターテインメントとテクノロジーの融合に着目し、エンターテインメント業界における技術的発展を牽引する、あるいはその恩恵を受けると判断する企業に投資しています。
現在、5G(次世代高速通信)やAI(人工知能)に代表される基幹技術の発展と相まって、急速で前例のない変化がエンターテインメント業界の中で起こり、エンターテインメントとテクノロジーの融合=「エンテック」という新しい変化が生まれています。代表例として、ストリーミング動画や音楽配信、VR/AR(拡張/仮想現実)、eスポーツなどが挙げられますが、この変化は一過性のものではなく、業界の構造を大きく変えるような大規模かつ息の長いテーマであり、この長期的な変化を投資機会としてご提供することを目的として商品化されました。今回、私どもは「エンターテインメント・ テクノロジー株式ファンド」の勧誘・広告資料にウェブAR「LESSAR」を導入しました。
ARの技術を体感してもらうことで、お客さまへの商品の認知度向上とエンテック技術への親近感を高めたい
中馬様:投資信託のテーマである「エンターテインメント×テクノロジー」をより具体的に体感できるプロモーション案を検討する中、ARを資料へ導入しAR技術を体感してもらうことで、お客さまに対して商品の認知向上に加え、エンテック技術への親近感を高めてもらえるのではないかと感じ、ARを検討しはじめました。
LESSARを導入した理由は、
(1)ネットバンキングやネット証券が最近普及してきているとはいえ、弊社の投資信託を銀行や証券会社などのお取扱い金融機関の窓口を通じてお求めいただく割合はまだまだ高く、特に窓口を通じてご投資されているお客さまにはご高齢の方も多い。そのようななか、ARやVRといった新しい技術のイメージが湧きづらいお客さまに対して、技術の進歩を直接肌で感じてもらいたい
(2)業界的にもまだ珍しいといえるARという手段を資料に盛り込むことで、話題性向上、商品の認知度UPに繋げたい
(3)営業活動における、コミュニケーションのきっかけの1つとして利用したい
(4)新たな機器の用意が不要で、手元にスマホがあればすぐに体験できる
(5)金融商品という形の無い商品を、ARという目に見えるもので説明ができるからです。
そこで今回は、老若男女問わず馴染みがありイメージが湧きやすいスポーツ、野球を題材とし、「イラストで描かれたアルバムから3Dの野球少年が飛び出しスイングする」というストーリー構成のARコンテンツにしました。
ARを設定した営業資料を使う販売会社から好評化!販売実績向上にも
中馬様:ARを設定した資料を使用して営業活動を行う販売会社から、「面白いしわかりやすい!」や「この資料を使うことで販売実績が伸びました。(コピー機での印刷対応であったものを)パンフレット仕様で印刷納品して欲しい!」とのお声を頂きました。お客さまにARという新技術を肌で感じて頂くことが、投資信託の投資内容にご理解・ご賛同を得ることにつながり、ご購入のきっかけになったのだと思っています。
また、ARを一度取り入れたことで弊社内でも活用方法のイメージがつき、今後のAR活用について視野が広がりました。今後は昔流行した有名歌手のライブの再現や、有名キャラクターを使用してのAR動画、ARを利用したミニゲームなどで活用していきたいと考えています。
ーありがとうございました!ー
Information:
東京海上アセットマネジメント様
https://www.tokiomarineam.co.jp/
WebARの活用法がわかる『LESSAR(レッサー)』概要資料
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