ハッシュタグキャンペーンとは?業界別最新成功事例まとめ12選(2023年版)

近年多くの企業が取り組むSNSマーケティングの中でも、注目を集めている「ハッシュタグキャンペーン」。TwitterやInstagramなどのSNSで、特定のハッシュタグをつけた投稿を募るキャンペーンです。

抽選で〇〇名にプレゼントが当たる!などと賞品を設定し、たくさんの参加者を募ることで質の高い口コミを集められます。キャンペーンの告知や情報拡散と、商品や企業の認知拡大とブランディングを同時に行うことができる効率的な手法です。

高い広告費用などをかけず成果を出せるハッシュタグキャンペーンは、SNSマーケティングの中でも注目度が高く、取り組む企業や団体は年々増えています。本記事では、ハッシュタグキャンペーンについて、最新事例を交えて徹底解説していきます。

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ハッシュタグキャンペーンとは

ハッシュタグキャンペーンとは、特定のハッシュタグ(#)をつけてSNSに投稿する、ユーザー参加型のキャンペーンです。主催アカウントをフォローすることなどを応募条件として、SNSアカウントを持っている人なら誰でも気軽に参加できます。

ユーザーは自分のSNSアカウントでキャンペーンに投稿するため、ユーザーのフォロワーに認知できるのはもちろん、ハッシュタグで検索をかければ、タグに紐づいた口コミをユーザー同士でも閲覧可能です。そのため、ユーザーの投稿自体がキャンペーンの認知を拡大させていく効果も期待できます。ユーザーの発言・口コミが集まってできるUGC(User Generated Contents/ユーザー生成コンテンツ)は近年、ユーザーの購買意欲増進にも非常に効果が高く、注目を集めています。

ハッシュタグキャンペーン参加の手順は、TwitterやInstagramといったSNSに、指定のハッシュタグをつけて、商品やサービスの口コミや意見などを投稿してもらうのが一般的です。ハッシュタグで検索すれば、該当のハッシュタグがついた投稿のみを一覧表示でき、内容によって投稿を分類できるのもメリットです。

ハッシュタグキャンペーンのメリット・効果

ハッシュタグキャンペーンを活用することで、どのようなメリット・効果があるか、4つのポイントごとに見ていきましょう。

簡単・手軽に実施できる

プロモーション施策にSNSを活用することで、従来のキャンペーンより簡単・手軽に実施できるようになりました。従来のキャンペーンで多く見られる「対象商品のシールを集めてハガキで応募」といった形式では、シールやハガキなどの印刷物をはじめ、準備に手間がかかります。ハッシュタグキャンペーンは基本的にはSNSアカウントがあれば実施でき、ミニマムスタートが可能なため、キャンペーン開催のハードルもぐっと下がりました。

キャンペーンへの基本的な参加方法は、スマホでキャンペーンに関連する写真を撮影して、タグづけしてSNSに投稿するだけ。この手軽さから、今までキャンペーン参加に消極的だったユーザー層の獲得も期待できます。また国内でのSNSのアクティブユーザー数は、Twitter4,500万人、Instagram3,300万人と非常に多くの利用者がおり、すでに多くの登録者数がいるSNSを活用することで、キャンペーンへの参加率を向上させています。

高い拡散性と認知度向上

ハッシュタグキャンペーンは高い拡散性を持ち、不特定多数のユーザーが情報発信するSNSを活用することで認知度向上も期待できます。公式アカウントの投稿は基本的にフォロワーにしか通知できませんが、指定したハッシュタグを不特定多数のユーザーが投稿することで、フォロワー外のユーザーにもリーチできるように。また近年は公式アカウントからの一方的な情報発信より、自分の属性に近い誰かの投稿=「シミュラークル型」投稿の影響力が増しています。そのような背景からも、多くのユーザーの口コミが集まるハッシュタグ投稿は、プロモーション効果が高いと考えられるでしょう。

ユーザー自身が発信源となるSNS投稿は、ハッシュタグキャンペーンとの親和性も高く、投稿に複数のハッシュタグをつける傾向の強いInstagramにおいては、関連ハッシュタグからの流入も見込めます。ハッシュタグ投稿は企業・商品・サービスなどの認知度向上をはかれるだけでなく、ハッシュタグ投稿が増えていくことでキャンペーン自体の二次拡散ができる仕組みもポイントです。

ハッシュタグキャンペーンは一般的なWeb広告よりもコストを抑えて集客でき、投稿の拡散に成功すれば、キャンペーン企画そのものに費やした労力以上の集客も可能に。ただSNSでフォロワーがあまりに少ない場合は、自社Webサイトやチラシ・店頭ポスターなども活用して告知して、SNSへの流入を増やす工夫も必要です。

口コミを収集できる

ハッシュタグキャンペーンを実施することで、商品やサービスに関する口コミを効率的に獲得できます。ハッシュタグをつけた投稿は、企業・商品・サービスなどの口コミとして集積でき、ユーザーが検索する際に、ひとつの資料になります。またタグ付けをすることによって検索すれば一覧表示できるようになり、SNS上に分散する情報をひとまとめにする効果も。

抽選でプレゼントが当たるキャンペーンは、ユーザーのモチベーションも高く、商品のファンやサービスの常連客が好意的な口コミを投稿してくれることも多いことから、質の高いUGC創出が期待できます。

魅力的な口コミを収集することで、UGCとして購買促進に役立つほか、顧客のニーズを把握することで商品やサービスの改善にも活かせます。またキャンペーン投稿や特設サイトなど、遷移先となるコンテンツを充実させておくことも忘れないようにしたいポイントです。

投稿を二次利用できる(UGCの収集)

ハッシュタグキャンペーンで集めた投稿は、自社サイトや広告で二次利用でき、高いマーケティング効果が期待できます。

SNSで投稿された写真や投稿内容は、ECサイト・自社サイト・LP・Web広告に埋め込み二次利用が可能です。イベントの様子を撮影した写真や、商品を活用した動画などを掲載することでイメージが湧きやすくなり、さらなるCV促進につなげます。二次利用する投稿を精査するには、プラットフォームごとに審査を通過したハッシュタグ収集ツールを活用することで効率的に作業できます。

ユーザーによる発信は、同じ立場であるユーザーとして信頼度が高く、適切に流用することで売上促進に大きく貢献するはずです。ただユーザーの投稿を二次利用する場合は、ユーザーから忘れずに許諾を得るようにしましょう。

ハッシュタグキャンペーンのやり方とポイント

ここでは、ハッシュタグキャンペーンの実施方法と、実施する上で気をつけるポイントについてご説明していきます。

ハッシュタグキャンペーンのやり方・方法

SNSを活用して実施されるハッシュタグキャンペーンは、実際にどのような手順で行うとよいのでしょうか。主に4つの手順に分けて解説します。

目的・目標を設定する

ハッシュタグキャンペーン実施の目的・目標(KPI)を設定しましょう。どのような目的を達成したいかによって、最適なキャンペーンの参加条件やアプローチ方法は変わります。

ハッシュタグキャンペーンを実施することで何を達成したいのかを明確にすることで、企画内容やターゲット、参加方法なども決めやすくなります。またキャンペーン実施後の効果検証のために、KPIの設定も忘れず行ってください。

キャンペーンを実施する目的の具体例としては、

  • 認知拡大
  • 集客
  • フォロワー獲得

などがあげられます。たとえばフォロワー獲得が目的であれば「フォロー+いいね!」を参加条件にすることで高い効果が得られるはずです。中でもハッシュタグキャンペーンは、効率的な認知拡大と、質の高いUGC創出にもっとも効果的と考えられます。

キャンペーン内容を企画する

目標・目的が設定できたら、詳しいキャンペーン内容を企画していきます。ハッシュタグキャンペーンはとくに企画内容が成果に大きく影響するため、企画内容の選定にはしっかりとリソースを割いて検討してください。アイディアを持ち寄って、ユーザーに「投稿したい」と思わせるような、キャッチーでユニークな内容を企画したいものです。

アイディアがまとまったら、

  • 参加条件
  • 実施期間
  • 予算
  • 景品

などを調整して、できるだけ詳しく設定します。またハッシュタグキャンペーンのリンク遷移先として、特設ページなどのクリエイティブ制作が必要になる場合は、あらかじめ確認しておきましょう。

「抽選で何名にどのようなプレゼントが当たる」など、ユーザーが参加することで得られるメリットについても吟味して、多くの人に参加してもらえるキャンペーンを目指します。せっかく気軽に参加できるSNSキャンペーンだからこそ参加方法は簡潔にして、ユーザーが参加しやすいよう、参加ハードルをさげるよう意識するのもポイントです。

キャンペーンを実施・運用する

キャンペーン内容がしっかり詰められたら、実際に実施・運用していきましょう。

キャンペーンにたくさんの参加を募るには、告知のプロセスが非常に重要です。オウンドメディアやプレスリリースのほか、予算によってはSNSの広告機能を使うことで、さらに効率よく認知を獲得できます。

またキャンペーン自体の、「キャンペーン名」「使用する画像」「キャプション」などにこだわりたいもの。パッと目を引く・オリジナリティがある・つい参加したくなるようなクリエイティブ制作にも、工夫を凝らしてみてください。

効果検証をする

目的・目標設定の段階で設定したKPIを軸に、効果検証を行います。

検証する項目の一例としては、

  • アカウントフォロー数
  • 投稿数
  • 自社投稿・特設ページへのアクセス数
  • 商品やサービスの購買数
  • 認知向上率

などがありますが、キャンペーンの目的・目標に合わせて、適切な項目において検証を行いましょう。実際にキャンペーンを実施して得られたデータを用いて効果検証を行うことで、次回のハッシュタグキャンペーンだけでなく、マーケティング施策全般にも活かせるかもしれません。

ハッシュタグキャンペーンのポイント

ハッシュタグキャンペーンのやり方・方法について理解できたら、次は「実施する上で気をつけるとよいポイント」を4つ、押さえておきましょう。

キャンペーンヘの参加方法はわかりやすく

ハッシュタグキャンペーンへの参加方法は、参加者の立場に立って、わかりやすいよう設定します。とくにTwitterやInstagramといったSNSでは、ユーザーがひとつの投稿を閲覧するのに割く時間は限られています。そのため、パッと見ただけでわかりやすいよう、クリエイティブ(画像)として制作するのがベターです。

告知用の画像・投稿には、

  • どんなハッシュタグをつければよいか
  • 参加条件は何か
  • どんな特典やプレゼントがあるか

など、キャンペーン内容の詳細をわかりやすく明記しましょう。

またハッシュタグは長く複雑なものにしてしまうと、ユーザーとしても入力する手間がかかり、途中離脱してしまう可能性も高くなります。短く覚えやすいハッシュタグにすることで、ユーザーの入力ミスも防ぎ、キャンペーンの効果を最大化できます。ユーザーがキャンペーンへ参加する際に踏むステップの数は、最小限に抑えるのも大切です。

多数のハッシュタグはなるべく避ける

複数の種類のハッシュタグ入力を必要とするキャンペーンは、なるべく避けるようにしましょう。

多数のハッシュタグを設定することで、より広く拡散できるというメリットがある反面、ユーザーはハッシュタグ入力に手間がかかり、ハッシュタグの数だけミスタイプの可能性も増えてしまいます。せっかく入力しはじめたのに途中で面倒になって離脱、ということがないよう、ハッシュタグの数は基本的には1個、多くても2〜3個までにとどめておくのがおすすめです。

ただしハッシュタグの数をたくさんつけることで当選確率が上がる、といったキャンペーンでは一部例外となる場合もあります。多数のハッシュタグをつけるキャンペーンを実施する際は、注意事項も同時に明記しておきましょう。

季節やトレンドを意識した設計

ハッシュタグキャンペーンでは、季節やトレンドを意識したキャンペーン内容を設計するのも大切なポイントです。TwitterやInstagramといったSNSは、「ユーザーの今をシェアできる」のが特長のプラットフォームで、たとえばTwitterでは「〇〇の日」といったタグが話題にあがりやすい傾向があります。

季節のイベントとしてよくキャンペーンで取り扱われるものには、

  • クリスマス
  • バレンタイン
  • ハロウィン

などがあります。こういったイベントにちなんだキャンペーンにすることで、今だけだから参加しよう!とユーザーの参加を促す効果も期待できます。

参加したくなる仕組み作り

ハッシュタグキャンペーンでは、ユーザーがつい参加したくなるような仕組み作りも重要なポイントになります。たとえば参加することで、

  • 限定グッズが手に入る
  • 特典が受けられる
  • 思い出作りになる
  • ユニークな体験ができみんなにシェアしたくなる

など、ユーザーが思わず参加してみたくなるような企画を目指しましょう。

SNSでほかにもよく実施されているキャンペーンの中で、とくに参加ハードルが低いのは、キャンペーン投稿をシェアするだけのリツイート・リポストキャンペーンです。ハッシュタグキャンペーンは自分で写真を撮ったり文章を打ったりして投稿する必要があるため、リツイートキャンペーンと比べるとやや参加ハードルが上がります。基本的には「フォローしてハッシュタグ投稿をすれば参加可能」くらいの簡単さにしておくことが大切ですが、ハードルが下がるということは、ユーザーエンゲージメントが低下(≒とりあえずフォロー・リツイートする人が増える)ことにつながります。目的に対してその状態は狙い通りなのか、考えながら設計することが必要です。

トレンドまるわかり!ハッシュタグキャンペーン事例まとめ12選

ハッシュタグキャンペーンの事例には、時代のトレンドが反映された、おもしろい企画がたくさんあります。ぜひ気になるものからチェックしてみてください。

飲食系ハッシュタグキャンペーン事例

まずは多くの人に馴染みのある、飲食系のハッシュタグキャンペーン事例を2つご紹介します。

キャラメルコーンの「その場で当たる!お菓子の福袋」キャンペーン

キャラメルコーンの「その場で当たる!お菓子の福袋」キャンペーン は、2022年12月に東ハトが実施した、フォロー&リツイートキャンペーンです。参加方法は、①東ハトの公式アカウントをフォロー、②指定の投稿を締切までにリツイートすることで、その場で自動的にDMが届き当選結果がわかる、という気軽に参加できるキャンペーンです。当選者50名にはお菓子の福袋がプレゼントされます。

「その場で当たる」=応募結果がすぐにわかる「インスタントウィン」は、応募意欲向上に大きく貢献しています。また同時に別企画として行われたクリスマス限定のARフォトフレームを提供するキャンペーンでは、季節感やクリスマスの特別感を演出し、多くの人がキャンペーンに参加しました。

弊社で2018年に行った「キャンペーンに関する意識調査N」においても、インスタントウィンのキャンペーンと、そうでないキャンペーンのどちらに参加したいかというアンケート結果が出ています。

  • 応募後、すぐに当選結果がわかるキャンペーン=64.2%
  • 応募後、暫くしてから当選結果がわかるキャンペーン=26.1%
  • どちらも応募したいと思わない=9.7%

と、過半数のユーザーが結果がすぐにわかるインスタントウィンキャンペーンを選びました。

活用SNS:Twitter

景品および当選人数:お菓子の福袋が抽選で50名様に当たる

効果・成果:東ハトの商品の認知拡大・購買促進

週末限定でハッシュタグキャンペーンを実施!サーティワンの「おかしなおかしなハロウィ〜ン」キャンペーン

サーティーワンが2022年9月30日(金)10:00〜2022年10月31日(月)23:59に実施した「おかしなおかしなハロウィ〜ン」キャンペーン。参加方法は、①公式アカウントをフォロー、②ハロウィン商品の写真や、ARフォトフレームで撮影した写真に、ハッシュタグ「#おかしなサーティーワン大賞」をつけて投稿するだけで、受賞者には抽選でeGift券が当たるといううれしい企画です。

このキャンペーン期間には、ハロウィン限定の色とりどりの商品が登場。これらのハロウィン限定対象商品に記載されたQRコードをスマホで読み取ると、WebブラウザからすぐにARコンテンツ「おかしなAR」が体験できます。ついシェアしたくなるようなハロウィンならではのARに、ハッシュタグキャンペーンを掛け合わせることで、キャンペーンは盛り上がりを見せ、多くの人の投稿で賑わいました。

商品を購入して食べるだけではなく、付加価値として楽しめる要素が盛り込まれることで、顧客満足度の向上にも役立っています。

活用SNS:Twitter

景品および当選人数:抽選で31名様にeGift1,500円分/抽選で50名様にeGift500円分

効果・成果:購買促進・キャンペーンの認知拡大・顧客満足度向上

 

観光・旅行・地方創生のハッシュタグキャンペーン事例

観光・旅行などや、地方自治体で企画されているハッシュタグキャンペーンを3つご紹介します。

プレジャーフォレストと映画「すずめの戸締り」がコラボ!写真を投稿すると映画グッズがもらえる

アウトドアリゾート施設「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」は、2022年11月26日(土)~2023年1月31日(火)に、新海誠監督最新映画『すずめの戸締まり』とのコラボレーションイベントを開催しました。

同イベントでは、5階建の巨大な木造迷路「立体迷路 カラクリ砦」において、すずめの戸締まりバージョンのスタンプラリー企画が実施されました。また園内の特設QRコードをスマホで読み込むと、園内でのみすずめ戸締まりの特別ARフォトフレームが体験でき、イベントならではのスペシャルな企画が並びます。

この企画のひとつとして実施されたのが、SNS投稿キャンペーンです。同施設は関東三代イルミネーションにも選ばれた写真スポット。とくに17時以降のイルミネーション点灯のタイミングでARを出現させると、600万球でライトアップされた見事な夜景を、ARの「すずめ」「すずめの椅子」が駆けていく特別な写真を撮影できます。

キャンペーンへの参加には、①Twitter、Instagramともに公式アカウントをフォロー、②ARフォトフレームや、園内に設置された「すずめ」の等身大フォトパネルなどで撮影した写真を、③「#すずめの戸締まり」「#すずめとプレジャーフォレスト」の2つのハッシュタグをつけて投稿すると、抽選でオリジナルグッズが当たります。

活用SNS:Twitter・Instagram

景品および当選人数:映画『すずめの戸締まり』ネックピロー 1名様/映画『すずめの戸締まり』マスコミ向けパンフレット 3名様/映画『すずめの戸締まり』B2 劇場用ポスター&ウォールステッカーセット 10名様

効果・成果:来客者やファンの満足度向上・認知拡大

スタンプラリーで周遊性向上&SNS投稿で当選率2倍「イルカと室戸と私」

高知県室戸市では、ARスタンプラリー「イルカと室戸と私」を、2022年9月12日(月)~2023年2月28日(火)まで延長して開催しています。市内に設置されたARスポットでARスタンプを5つ集めることで、抽選でオリジナルグッズが当たるキャンペーンです。

本企画は、ウェブARツール「LESSAR」によるARスタンプラリーと、チャットボットツール「IZANAI」を活用したイベントです。ARスタンプラリーを活用し、市内を周遊してもらうことで回遊率向上を目指しています。さらに、ARスポットでQRコードを読み込むと、ARフォトフレームが体験可能。このARフォトフレームを使って撮影した写真を、ハッシュタグ「#イルカと室戸と私」をつけてTwitterかInstagramに投稿することで、当選確率が2倍になるといううれしい仕掛けで、多くの投稿を募りました。

本企画では、チャットボットを活用することでインタラクティブな体験・コミュニケーションを可能にしています。イメージキャラクターのイルカに聞かれたことにこたえていく形式では、チャットボットでストーリー性を持たせ、体験価値をさらに向上。特定のエリアや店舗にスムーズに誘導する施策としても成功しています。

活用SNS:Twitter・Instagram

景品および当選人数:特賞・超特大!イルカぬいぐるみペアセット2名/A賞・室戸市海の特産物セット20名/B賞・ビー玉ピン玉ストラップ大小2個セット50名

効果・成果:自治体の認知拡大・回遊率向上施策

「ミニチュアくまもと旅するモン」でARくまモンの写真を撮影!SNSフォトキャンペーン

熊本県のプロジェクト「ミニチュアくまもと旅するモン」は、熊本地震をはじめとする災害から復興までの道のりを発信するため、熊本県出身の「ミニチュア写真家・見立て作家」の田中達也氏とコラボレーションして展開されました。このプロジェクトの中で企画されたSNSキャンペーンには、たくさんのユーザーが参加し盛り上がりを見せました。

SNSキャンペーンは「スマホARでちっちゃなくまモンを旅させよう!」と題され、スマホカメラの画面上に小さなARくまモンが現れて、オリジナリティ溢れる写真撮影が楽しめるというのものです。ARは3種類、「ばんざいくまモンAR」「まっすぐくまモンAR」「走るくまモンAR」が用意されています。

キャンペーンには、①公式アカウントをフォロー、②小さなARくまモンと熊本の名産品など熊本県に関するものを一緒に撮影し、③ハッシュタグ「#ミニチュアくまもと旅するモン」と、メンション@kumamotopre_kohをつけてTwitterかInstagramに投稿すると参加できます。選考委員によって魅力的な写真が選ばれ、受賞者には田中達也氏のサイン入りオリジナルフォトパネル・フォトカレンダーが贈られます。

かわいいARくまモンはつい写真撮影したくなるきっかけづくりになり、また熊本のものを撮影するというわかりやすいテーマから、Instagramだけで500件近くの投稿と、大きな成果が得られました。キャンペーンは2021年11月18日(木)10:00~2022年2月28日までの予定でしたが、好評につき2022年3月6日(日)23:59までと当初のスケジュールより延長して開催されました。

活用SNS:Twitter・Instagram

景品および当選人数:本プロジェクトオリジナルの田中達也氏のサイン入りフォトパネルやフォトカレンダー

効果・成果:多くの投稿・自治体の認知拡大・エンゲージメント向上

サービス・グッズ系ハッシュタグキャンペーン事例

サービス・グッズ系のハッシュタグキャンペーンからも、実践の参考になる事例を2つご紹介します。

おうちにいながら環境保護に貢献できる「エトヴォスと海を守ろう2022」キャンペーン

化粧品メーカーETVOSは「#エトヴォスと海を守ろう2022」キャンペーンを開催しました。

私たちの身近にある「紫外線吸収剤配合の日焼け止め」は、実は珊瑚の『白化』の原因になるなど、環境汚染の観点から法規制をしている国もあり、使用を中止する動きが年々広がってきています。ETVOSが創業以来取り扱うミネラルUVシリーズは、紫外線吸収剤を使用せず、肌・環境のことを考えた商品です。

参加方法は2種類、指定の投稿をいいねorシェアするか、指定商品の画像か動画を撮影しハッシュタグ「#エトヴォスと海を守ろう2022」をつけてInstagramに投稿することで参加完了。抽選で3名様に、リサイクル素材を使ったサステナブルアパレルブランド「ECOALF」の、おすすめコーディネート一式が当たります。

景品が当たるだけでなく、おうちにいながら環境保護に貢献できるエコロジカルな企画から、目標参加数2,020件(投稿/シェア/いいね)を大きく超える2,242件の参加を達成し、沖縄の珊瑚保護団体に珊瑚11株が寄付されました。認知拡大だけでなく、ブランドイメージ向上にも大きく効果のある施策といえます。

活用SNS:Instagram

景品および当選人数:抽選で3名様に、リサイクル素材を使ったサステナブルアパレルブランド「ECOALF」のおすすめコーディネート一式(ショートパンツ・ビーチサンダル・Tシャツ)をプレゼント

効果・成果:ブランドイメージ向上・ブランディング・環境保全

 

自分だけの「ねこ」を作って投稿。DeAGOSTINI JAPANのキャンペーン

DeAGOSTINI JAPANは、「ニードルフェルトでねこあつめ」誌の創刊を記念して、創刊記念ハッシュタグキャンペーンを実施しました。同誌は、人気アプリ「ねこあつめ」に登場する猫のキャラクターやグッズを、毎号一種類ずつニードルフェルトで作っていくシリーズ雑誌です。「ねこあつめ」に登場する猫のキャラクターを簡単に作成でき、作品はマスコットとして楽しめます。

①公式アカウントをフォローして、②自分で作ったマスコットの写真を撮影、③Twitter・Instagramにハッシュタグ「#デアゴねこあつめ」をつけて投稿することで、各回10名にプレゼントが当たるキャンペーンです。ハッシュタグを用いたことで、ほかのユーザーの作品画像を閲覧できるという楽しみ方の幅も広がり、素敵な作品は公式SNSアカウントや特設Webサイトにも取り上げられることも。

投稿キャンペーンは、創刊号から第5号まで全5回、それぞれの回で最優秀賞に選ばれた作品には景品が贈られます。可愛らしいフェルトのねこの写真がならぶ様子は癒されると評判で、投稿は3,600件を超えて盛り上がりました。

活用SNS:Twitter・Instagram

景品および当選人数:各回10名 合計50名

A賞:ねこあつめグッズセット(nekoatsume Official book ねこづくし百景/ねこあつめ ダイカット メラミンミニトレー/ねこあつめ ミニトートバック/ねこあつめ ゆらゆらグラス) 各回2 名

B賞:ニードルフェルト便利ツールセット(フェルティング用 ニードルグリップ/フェルティング用 指サック)各回3 名

C賞:図書カード 1,000 円分 各回 5 名

効果・成果:満足度向上・商品の認知拡大

そのほか面白い企画のハッシュタグキャンペーン事例5選

そのほかにも、ユニークなアイディアのつまったハッシュタグキャンペーンが数多く実施されています。ここでは厳選した5選をお届けします。

映画『大怪獣のあとしまつ』で高いUGCを発生させた「大怪獣〈希望〉出現!?」キャンペーン

映画『大怪獣のあとしまつ』では、ウェブAR「LESSAR」を活用して、ARで大怪獣〈希望〉が出現するキャンペーンを実施しました。

ARで大怪獣〈希望〉を出現させる方法は2つあり、ARカメラを使うか、3Dモデルをダウンロードして直接イラストや写真に取り込む方法です。こうして撮影・加工した作品を、TwitterかInstagramでハッシュタグ「#大怪獣希望出現」をつけて投稿することでキャンペーンに参加できます。

キャンペーン期間は2022年1月20日(木)〜2月13日(日)。SNSでは多くのAR写真が投稿されて賑わい、質の高いUGCを多く創出し、告知効果も抜群。ファンにとってはたまらない豪華景品も高い参加率の要因となりました。

活用SNS:Twitter・Instagram

景品および当選人数:大賞=<希望>フィギュア・選べるペアお食事券・ムビチケペアチケットを1名様

副賞=おそうじ本舗ハウスクリーニングギフト券・ムビチケペアチケットを2名様

入選=Amazonギフト券2,000円分を10名様

大怪獣賞=ムビチケチケットを10名様

効果・成果:認知拡大・質の高いUGCを創出

「お詫び」を逆手にとって話題化!テレビ東京の「テレ東見れない」キャンペーン

テレビ東京は、テレビ東京のチャンネルがアプリTVerのリアルタイム配信で全国どこでも見られるようになったことを記念して、「#テレ東見れない」キャンペーンを実施しました。この企画は、「テレビ東京が映らなかった地域の方、今までごめんなさい!」という一見ネガティブな切り口から注目を集め、話題になっています。

このハッシュタグキャンペーンはTwitter公式アカウントで2022年4月1日(金)〜4月11日(月)に実施されました。①テレビ東京宣伝部アカウントをフォロー後、②ハッシュタグ「#テレ東見れない」のハッシュタグをつけて、③テレ東への思いや番組の感想などを引用リツイートすると、「お詫びの品」が当たるというユニークな企画です。

キャンペーンは毎日挑戦可能で、引用リツイートするとその場でリプライがきて当選結果がわかるインスタントウィン形式を採用したこともあり、多くの参加者を募ることに成功しました。Twitter上には、見られるようになった番組に対する喜びの声など好意的なUGCが溢れ、認知拡大のための施策として成果を上げました。

活用SNS:Twitter

景品および当選人数:抽選で3名に70,000円相当の純金を使用した純金ナナナ像

抽選で100名にオリジナルナナナグッズ

抽選で100名にAmazonギフト券1,000円

効果・成果:話題作り・認知拡大・質の高いUGCを創出

全国のCDショップと連携!「BE:FIRST」3rd Singleリリースキャンペーン

BE:FIRSTの3枚目となるシングル『Smile Again』の発売を記念して、2023年3月13日〜、第4弾となるハッシュタグキャンペーンが開催されました。

ハッシュタグキャンペーンの参加方法は、全国47都道府県のCDショップに展開されている写真を撮り、「#BE:FIRST」「#Smile Again」のハッシュタグをつけてTwitter、Instagram、TikTokに投稿をするだけ。先着で「BE:FIRSTロゴステッカー- Smile Again ver.-」がプレゼントされます。

新作シングルリリースの告知はもちろん、BE:FIRSTのファン層を取り込みながら、SNSで認知拡大もできる事例となっています。

活用SNS:Twitter、Instagram、TikTok

景品および当選人数:BE:FIRSTロゴステッカー- Smile Again ver.-が先着でプレゼント(無くなり次第終了)

効果・成果:ニューシングルの告知ファン層を取り込み

企業ブランドの認知拡大に大きく貢献「困り顔アニマルフォトコンテスト」

東京都行政書士会が実施する、ARフォトフレームを活用した「困り顔アニマルフォトコンテスト」。①公式アカウントをフォロー、②同会が提供するARフォトフレームにアクセスして写真を撮影し、③2つのハッシュタグ「#困り顔アニマル」「 #行政書士ARフォトコン」をつけてTwitterに投稿すると参加できるハッシュタグキャンペーンで、写真の入賞者にはAmazonギフト券とオリジナルグッズが贈られます。

たとえば「そうだ、行政書士に相談しよう」といったユニークなフォトフレームは、企業の困りごと=東京都行政書士会に相談しよう、というブランドのイメージ付けにつなげる効果も。また人ではなく動物をモチーフにすることで投稿のハードルが下がり、実際にも非常に多くの数の投稿につながっています。

企業の認知度だけでなくブランディング向上にも一躍買ったこの企画は、2022年12月1日(木)~ 2023年1月31日(火)の間に開催され、期間中は何度でも応募が可能です。

活用SNS:Twitter

景品および当選人数:最優秀賞1名/優秀賞1名/優良賞1名にAmazonギフト券とユキマサくんグッズをプレゼント

効果・成果:ブランドイメージ向上・企業の認知拡大

おうち時間を楽しめる新しい企画「おうちでARメダロットキャンペーン」

イマジニア株式会社は、2020年5月18日(月)〜31日(日)23:59に人気ゲームアプリ『メダロットS』のキャンペーンを実施しました。本企画はウェブAR「LESSAR」を活用し、メダロットという3DキャラクターをARとして出現させ、写真撮影ができます。

公式アカウントをフォローし、ARを活用した写真を「#おうちでメダロット」というハッシュタグをつけてTwitterに投稿することで、豪華景品があたるキャンペーンも同時開催。応募条件を「おうちで撮影した写真」に限定することでおうち時間を楽しめるフォトコンテストにして、ファンの満足度向上、エンゲージメント向上に効果を発揮しました。

活用SNS:Twitter

景品および当選人数:豪華景品が抽選で当たる

効果・成果:ファンの満足度・エンゲージメント向上

導入事例記事:ウェブAR「LESSAR」が人気ゲームアプリ『メダロットS』の100万DLキャンペーンに採用

ハッシュタグキャンペーンの禁止・注意事項

ハッシュタグキャンペーンを実施する上では、SNSごとの決まりやこれに基づく禁止事項・注意事項について確認し、遵守する必要があります。ここではハッシュタグキャンペーンによく使われる代表的なSNSである、InstagramとTwitterごとにそれぞれ見ていきましょう。

Instagramでキャンペーンを行う上での注意事項

Instagramでハッシュタグキャンペーンを行う際、あらかじめ確認しておくべき注意事項と、4つの注意すべきポイントをお伝えします。

1.プロモーションガイドラインとは

Instagramにおけるプロモーションガイドラインとは、Instagramを通してキャンペーン・コンテスト・懸賞などのプロモーションを運営する際、かならず確認しておくべきガイドラインです。プロモーションを行う上で企業や個人が守るべきルールが記載されているため、プロモーションを企画する際は必ず目を通しておきましょう。

参考記事:プロモーションガイドラインについて

2.コミュニティガイドラインとは

Instagramのコミュニティガイドラインには、キャンペーンなどのプロモーションを実施しない場合でも最低限守るべきinstagramのルールが記載されています。instagramが安全なコミュニティになるよう設定されたガイドラインで、違反した場合はアカウント停止などの措置をとられることも。キャンペーンに関する項目もあるため、必ず確認しておきましょう。

参考記事:コミュニティガイドラインについて

3.その他読んでおいた方が良い内容

利用規約

https://help.instagram.com/581066165581870/

開発者ポリシー

https://developers.facebook.com/devpolicy

Instagramの2つのガイドライン

https://help.instagram.com/179379842258600

https://help.instagram.com/477434105621119/

スパム行為はNG

スパム行為とは、Instagram上で行われる迷惑行為のことです。Instagramのスパム行為でよくあるものとしては、

  • フォロースパム:見知らぬ人物からのフォロー
  • タグ付スパム:見知らぬアカウントからの意味のないタグ付
  • コメントスパム:有名・企業アカウントのコメント欄への宣伝コメント

などがあります。キャンペーンでいくらたくさんの人に認知してもらいたくても、主催アカウントはもちろん、参加ユーザーの行動がスパム行為に該当しないよう充分注意しましょう。

「いいね」・フォロー・シェアを人為的に集めるのはNG

いいね!・フォロワー・シェアはを人為的に集める集客方法は禁止されています。Instagramのガイドラインにおいては、いいね!やフォローをする見返りとして金銭・金券はもちろん、プレゼントなどを提供すると、ガイドラインに違反することになるので注意が必要です。

直接的に「フォローすると〇〇がもらえる!」「投稿にいいね!コメントでクーポンゲット!」といったキャンペーンはガイドラインに違反してしまいます。あくまでもフォローは、当選者へのDM送付・プレゼント発送のためにしてもらう目的でしてもらうのがよいでしょう。

フォロー、コメントの見返りに、現金や金券の提供はNG

Instagramのガイドラインにおいては、フォローやコメントの見返りに金銭または金券を提供するのは禁止ですが、金銭・金券に限らずプレゼントを提供することもまた禁じられています。フォローすると「〇〇円クーポン」「ギフト券」「電子マネーポイント」プレゼント!といったキャンペーンはガイドラインに違反することが明示されているため、避けましょう。

プレゼント提供を含むハッシュタグキャンペーンを行う場合は、「フォローした人の中から〇人に」など、抽選や先着順などの参加条件を設けるとよいでしょう。「プレゼントがもらえる」から「フォローする」と、理由と行動が直接結びつかないよう工夫する必要があります。

投稿内容と異なるハッシュタグをつけさせるのはNG

参加者に、投稿内容に関係ないハッシュタグをつけさせる行為は禁止です。こういった質の低い投稿は、特定のハッシュタグを投稿するスパム行為・不適切なコンテンツと判断される可能性も高く、投稿削除やアカウント停止になってしまう場合も。

Instagramの「発見タブ」機能では、よりよい投稿・質の高い情報をユーザーに提供するため、ユーザーの興味関心に適したおすすめコンテンツが表示される仕組みを採用しています。キャンペーン投稿はもちろん、キャンペーンへの参加者が、ほかのユーザーにとっても有益な情報を発信できるよう配慮していくことが必要です。

Twitterでキャンペーンを行う上での注意事項

Twitterでキャンペーンを実施する際の禁止事項は公式サイトで明示されています。ここではハッシュタグキャンペーンを実施する上で、最初に確認するべき注意事項、4つの注意ポイントについてご説明します。

キャンペーンの実施についてのガイドライン

https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-contest-rules

プラットフォームの操作とスパムに関するポリシー

https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/platform-manipulation

検索のルールと留意点について

https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-search-policies

複数アカウントを使った参加はNG

どうしても当選したいばかりに、1人でキャンペーンに何度も応募するため、複数のアカウントを取得するのは、Twitter規約で不正行為となります。キャンペーン実施の注意事項として、複数アカウントからの応募は当選資格を喪失することを明記しましょう。

またハッシュタグをつけた投稿数によって当選率があがるような設定のキャンペーンも、当選したいからといってまったく同じ内容を繰り返し投稿する、などといった行為はTwitterのガイドラインに反します。キャンペーンのルール設定の際は、Twitterのガイドラインに沿っているかあらためて確認しましょう。

スパム行為はNG

1つもしくは複数のアカウントから同じ内容の投稿をする、偽のアカウントを作成する、重複したリプライやDMを送り続けることはTwitterでは禁止されており、スパム行為と判断されればアカウント停止にもなりかねません。

キャンペーンを実施する上でももちろんですが、参加者にも注意を促しておきましょう。

「いいね」「フォロー」の見返りに、報酬の提供はNG

Instagram同様、いいね!やフォローを獲得するために、見返りとして金銭やプレゼントなどを提供するのは禁止されています。またいいね!を購入したり、フォロワー数を獲得するためのサービス・Webサイトを利用することも、スパム行為と判断される場合もあるので注意しましょう。

一般的なキャンペーンでは、フォローに対する直接の報酬ではなく、フォローを経て応募した参加者の中から抽選でプレゼントを提供する方法で行われます。

投稿内容と異なるハッシュタグをつけさせるのはNG

ハッシュタグは、ハッシュタグと関連性のある投稿を、利用するユーザーが快適に見られるようにするためのものです。ハッシュタグ自体と関係のない内容のツイートを推奨することで、Twitterのガイドラインに違反する可能性があります。

キャンペーンの応募条件としても、ハッシュタグと関連性のある投稿になるよう、参加者にも明示しておくとよいでしょう。

ハッシュタグキャンペーンでUGCを生み出すウェブAR(WebAR)ツール「LESSAR」

ウェブAR(WebAR)・ブラウザARツール「LESSAR(レッサー)」は、ブラウザで体験できるウェブARを簡単に作成できるツールです。ウェブARなら、ユーザーはアプリのダウンロードをせずに、WebページやSNSのリンクからシームレスにAR体験が可能です。

ハッシュタグキャンペーンでより多くのUGCを生み出すには、弊社のWebARツール、「LESSAR」がおすすめです。作成したARはイベントの告知・宣伝に活用でき、施策後もARの体験ログから改善点を発見し、プロモーションの質を継続的に高められます。

ハッシュタグキャンペーン×ウェブAR(WebAR)活用のメリット

ハッシュタグキャンペーンでLESSARを取り入れるメリットを、3つのポイントに分類してご説明します。ハッシュタグキャンペーンに、LESSARで作れるウェブARを掛け合わせて、成果を加速させましょう。

低コストでできる

LESSARなら、0円から利用可能です。「比較的コストをおさえて成果を最大化できるハッシュタグキャンペーン」だからこそ取り組んだけれど、思ったより費用がかさんでしまった…それでは本末転倒です。

ウェブARツール「LESSAR」はフリープランからスタートでき、プロモーションでどのように活用できるか、実際に試してみることができます。作ってみたら思っていたのと違った、ということもなく安心。まずはフリープランから、企画のアイディアを試してみてください。

簡単に企画づくりと運用ができる

ハッシュタグキャンペーン×ウェブARを活用した事例は豊富にあるため、さまざまな業界・用途で活用可能です。「LESSAR」「COCOAR」を開発・提供するクラウドサーカスが保有しているノウハウ・ナレッジを共有し、企画実施をお手伝いします。

InstagramなどのSNSに搭載されているAR機能は気軽に使えて便利なものの、データ容量やデザイン性など制約が多く、マーケティングの上ではせっかくのアイディアを再現できないことも。

LESSARは簡単な操作性でありながら、さまざまな種類のARや豊富な機能をそなえており、誰でも簡単にARが作れます。ARフォトフレームはもちろん、ARスタンプラリーなどマーケティングで活用できる機能が盛りだくさん。またクラウドサービスのため、編集したARがリアルタイムに反映されるのもポイントです。

また企画実施後には、アクセスログ解析のデータを活用して効果検証を行い、改善・よりよい施策を立案するのにも役立ちます。

シェアが簡単だから拡散が期待できる

LESSARはシェアが簡単にでき、UGCの創出につなげやすいのもポイント。たとえばWebカメラからすぐに立ち上がるARフォトフレームは、アプリダウンロード不要で手軽に体験できるのに、イベントの特別感を演出できるため、ユーザーにシェアしたいと思わせるウェブARコンテンツの代表です。

店舗や観光地など、現地に訪れなければ視聴できないARコンテンツを用意すれば、集客や来店促進施策としても有効活用できます。またインテリアショップのサイトなどで、ARで家具を試し置きしたあとに商品のショッピングページに遷移させるなど、Webサイトと連動した活用方法にはLESSARがぴったりです。

これらのAR体験にLESSARを活用することで、ユーザーはURLやQRコードで簡単にAR体験をシェアできるようになるため、より多くの人に拡散されていくことが期待できます。

ハッシュタグキャンペーンまとめ

ハッシュタグキャンペーンについて解説しました。

SNSを活用したハッシュタグキャンペーンは、比較的コストを抑えて効率的にプロモーションを行うことができます。創出したUGCを自社サイトや広告に掲載することで、購買促進にも効果的です。実施する際は、目標とKPIを明確に設定して効果検証を行い、次なるプロモーション施策・マーケティング施策に活かしていくことで成果を最大化できます。

魅力的なハッシュタグキャンペーンを企画することで、商品やサービスの認知を拡大したり、企業のブランディングを実現したり、まだ自社を認知していない層にもリーチできたりと、可能性は広がります。また企画が思い浮かばない…という方も、ウェブARを活用するとおもしろいアイディアが見つかるかもしれません。ぜひ素敵なハッシュタグキャンペーンを企画してみてください。

WebARの活用法がわかる『LESSAR(レッサー)』概要資料

WebAR「LESSAR(レッサー)」概要資料

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